2005年12月9日金曜日

みずほ証券の発注ミスに関して

最近めっぽう忙しい。

ほとんどといっていいほど自分の時間が持てない。



この分だと年末年始もきっと仕事なんだろうな、、、

ハァ



という中でも朝の新聞は欠かさない。ニヤッ



さぁ、本日の朝刊をにぎわせましたこのニュースですが、俺の観点から少々。

なんでも事の発端はシステムが発した警告メッセージを無視したとのことだったそうです。

はじめこのニュースを見たときは、「んも〜、チェック機能すらなかったのかね!」と思ったのですが、実際にはもちろんチェック機能はあったそうで。

不自然な取引を入力した場合に警告メッセージが表示されるとのこと。

いわゆる安全設計におけるフールプルーフはされていたと。

しかしこのせっかくの安全設計も今回はまったくの無意味だったそうで、オペレータがその警告を無視し、そのまま発注してしまい今回の経済的大惨事に至ってしまったということだ。



システムを開発する側から見れば、一見このチェック機能は正常に動作していたため落ち度はないと思われる。だけど本当にそうだったのか、俺は疑問に思った。

もし自分がオペレータだった場合にこのチェックは正常に機能したのだろうか。日次操作し続ける画面に、無数のポップアップメッセージ。繰り返されるエンターキーの連打。

同じことを毎日繰り返すことで必ず慣れというものが出てきてしまうはずだ。

今自分が開発しているシステムでも同じことが言える。帳票を出力するボタンを押した場合、いくつかのウォーニング表示がされる。

多いときで、5画面ほど。大抵どの種類の帳票を出すにも同じような警告が表示される。

これを毎日使い続けたら・・・。稀に重要な警告が表示されたとしたら・・・。

自分たちで作ったシステムだとしても、この脅威は回避できないだろう。

そう考えると、システム面から見ても今回の惨事はシステム不具合といわざるを得ないのではないだろうか。(もちろん今回の一件はオペミスということで流されるのだろうが)



本当に重要な警告であれば、それなりの目に留まる、慣れの通用しない警告であるのが望ましかったのではないだろうか。

同じような警告表示の渦にまぎれないよう何か対策ができていれば、今回の大損害は防げたのではないだろうか。



こういったことを考えていると、まんざら他人事でもない気がしてくる。

今後自分がそういった箇所の担当になった時には今回のことを思い出して設計しようとそう思う。



たとえばあんな感じとかこんな感じに。

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