最近、インストールという作業をしなくてはいけないソフトウェアに抵抗を感じる。
以前はOSの再セットアップなんて日常茶飯事で、日に3回くらいOSを入れなおしていた時期もあったが、今はそんな時間も気力もない。
そのためか、多少なりともレジストリやファイルシステムを汚してしまう、インストールという作業が必要なソフトウェアを敬遠気味だ。
なんというか、ずっと使い続けます系のソフト(たとえばPhotoshopなど)ならば、インストールに躊躇はないのだが、窓の杜でちょこっと紹介されていた、便利系のツールを少し試そうとしてダウンロードしたときに、作成されたファイル名がSetup.exeやら、Install.exeであった場合、そのexeは実行することなくゴミ箱へ投入してしまう。
やはりツール(道具)と銘打つからには、それを使用するまでの敷居が高いと敬遠する。
・使うまでの作法が少ないもの
・操作がわかりやすいもの
フリーソフトは使ってもらえなければ公開する意味が無い。
拙作ソフトも以前はSetup.exe形式での配布であったが、ここのところは各種アーカイバで展開すればそのまま使えるように配慮している。
また何より使いやすいことに配慮しながらインタフェースをブラッシュアップする。
そうすることにより、ユーザサポートの機会は減り、操作マニュアルは簡略化でき、総じてトータルコストの削減につながってゆく。
使いやすさを追求することは、とてもよいことだ。
趣味にしろ、業務にしろ。