2008年5月17日土曜日

ポラロイドの分解とXactiのワイコン作成

我が家ではXacti CA65を愛用している。
残念なことに、この機種は画角が35mm換算で38mm~190mmと、若干狭い。
アウトドアだと特に問題は感じないのだけど、室内だとちょっとつらい。
しかもXactiの他機種とは違い、なぜかレンズ形状が四角く、市販のワイコンも装着できない。

潜水できる動画デジカメというのは他に類を見ない特徴なだけに、画角だけが不満なのです。

と、そこでネットを徘徊していたところ、廃カメラを元にワイコンを自作していた人がいたので、そのままパクってみます。
なんでも、廃カメラについている凹レンズがワイコンになるとのことで、早速近所のカメラ屋さんを覗いてみましたが、うーん。どうにもジャンクカメラが見当たらない・・・。
半ばあきらめていたところに、ふと、嫁の父から譲り受け、捨てるのには忍びなかったので押入れの奥底に眠らせていたポラロイドカメラの存在に気づいたのです。
押入れを捜索すること十数分。やっと見つけたのがPOLAROID SRIRIT 600です。

早速分解に取り掛かったのですが、、、、
ネ、ネジが見当たらない・・・。

まぁ、リモコンなどに良くある「はめ込み式」の構造だなってことで、部品と部品の隙間をこじ開けては、爪を探してなんとか凹レンズの摘出に成功したのです。

摘出した凹レンズは思いのほか大きく、しかもほぼ正方形をしており、簡易ワイコンにするには十分でした。
樹脂製のレンズなので、紙やすりを使って軽く整形し、これまたそのままパクった貼ってはがせる糊のピットマルチ2で装着します。



お、おぉぉ!

簡易ワイコンなので、ゆがみも大きく、軽くケラレってますが35mm換算で28mmくらいにはなったのではないだろうか。


Xacti + 凹レンズでのワイド化


参考:同位置における、APS-Cサイズ一眼での18mmでの画角(35mm換算で28mm程度)

こう比較してみると、28mmどころじゃないですね。20mm?もっと?
とにかく、これは素敵になってくれた。
あとは、もうちょっとレンズを整形して、しっかりとレンズを固定できるようになれば結構実用的なものになる予感がする。

ちなみにピットマルチ2で仮止めした状態で二昼夜ほど放置してみましたが、自然落下する気配はありません。
それどころか、接着面がほどよくなじんで、より頑丈に装着され通常使用には支障がなさそうな感じです。
まあ、落下での紛失が怖いから、紛失対策だけはなんとか使用と思う。

さてと、
というわけで、なにぶん夜遅くから着手したので、このあたりで一旦お片づけをしなければ、翌朝嫁の小言が必至なのでそそくさとポラロイドの残骸を片付けることにしたのですが、、、
その想いもそこそこに分解好きのハートが疼いてしまい、気づいたら完全分解に着手していました。

ネジが見当たらなかったのは、前述のとおりなのですが、分解を進めるにつれ、この機械のすごさがあらわになってゆきました。。
完全に分解してみたものの、最終的にネジ一本見当たらなかったのです。
ネジどころか接着剤の使用も一切なく、電気関係のハンダ付けと一箇所テープの使用以外はすべて「はめ込み」による構造だったのです。



すべて分解し終えたその部品たちを眺めながら、しばしニヤニヤしながら見ていました。
古の業に触れることができて感慨無量です。
この工業物を作るのに、どれだけのトライアンドエラーが行われてきたのか、まったく想像がつかないくらいほどの複雑さ。
いやー、昔の人はすごいね!!

それに比べて、コンピュータエンジニアなんて・・・
まぁ、そんなこんなで。

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