2005年9月1日木曜日

ACCESSのリンクテーブルでファイルDSNを使ったときの問題点

問題点

ACCESSでファイルDSNを利用したリンクテーブルを作成しても、作成時点のファイルDSNの情報が保持され、ファイルDSNの変更がリンクテーブルに反映されない。



詳しく

ACCESSにてリンクテーブルを作成する際に、接続先の一括変更を見越して

ODBCのファイルDSNを指定し、別サーバ上(たとえばSQLServer等)のテーブルにリンクを行う。

サーバ名の変更などによりファイルDSN内のサーバ名称を変えたところ、接続エラーが発生した。

どうもACCESSのリンクテーブルでは、接続をファイルDSNに指定したところで、そのテーブルを作成した時点のファイルDSNの接続情報を取得し、リンクテーブルの接続情報に埋め込んでしまうらしい。

したがってファイルDSNを使用する上での本来の利点である、接続情報の変更はもちろん、接続情報の配布も一切行うことが出来ない。

本来のファイルDSNの使用方法であれば、接続先が変わった場合はファイルDSN内の接続情報を変更すればよいのみだが、ことACCESS内の接続先の変更に関しては、リンクテーブルをいちいち作り直さなければ、接続先は変更できないようだ。



それでいいのかMS?